■ 配合成分とそのはたらき
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同じ成分でも純度によって効果は全く違ってきます。「トレジャー」は手間ひまかけて精製された、極めて純粋な成分だけを厳選して配合しています。
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テトラヘキシルデカン酸
アスコルビル
(油溶性ビタミンC)
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本来水溶性のビタミンC(アスコルビン酸)を油溶性にしたもの。水溶性ビタミンCより安定性が高く、吸収性もはるかに良い。しかも油溶性であるビタミンEとフリーの形で混合できるという大きなメリットが得られる。
ビタミンCの外用効果は最近特に研究が進み、抗酸化作用はメラニン合成阻害(美白・シミ対策)のみならず、活性酸素の発生を抑え、皮膚の老化を予防し、また免疫力を高めることも良く知られている。
真皮内の成分を作る線維芽細胞(ファイブロブラスト)を活性にし、真皮内成分であるコラーゲン・エラスチン・酸性ムコ多糖の生成を促し、真皮の衰えを防ぐ。
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トリスヘキシルデカン酸
ピリドキシン
(ビタミンB6)
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従来の保湿剤による保湿は、水分を抱く作用の優れた保湿剤が皮膚を常に潤していました。
ビタミンB6は皮膚の皮膚の保湿機能を担う天然保湿因子(NMF)の主成分であるアミノ酸の素になるフィラグリンと呼ばれる蛋白質を増加させる作用があります。そのため皮膚の保湿機能そのものを高める作用があります。
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トコフェロール
(ビタミンE)
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早くから抗老化ビタミン、抗不妊ビタミンなどと呼ばれ、その抗酸化作用は広く知られているが、今までは化粧品の酸化を防ぐ目的で使われていた。皮膚に外用することで、その抗酸化作用は皮膚組織内の活性酸素の生成を防ぎ、その結果抗老化が認められた。特にビタミンCとの併用により、ビタミンCの抗酸化作用を増強し、相乗作用のあることが分かっている。ビタミンCとEで強力にメラニン色素の生成を阻害する。
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トリ(カプリル酸/カプリン酸)
グリセリル
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液状のオイルで、レチノイン酸トコフェリルを溶かし込み、ビタミンEと混合し易くするために配合。
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レチノイン酸トコフェリル
(レチノイン酸の
ビタミンE誘導体)
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レチノイン酸(ビタミンA 酸)はビタミンA の誘導体の一つであるが、中でも有効なのはAll trans−Retinoic acidのでトレチノインと呼ばれている。日本においては、激しいStinging(塗布直後の痛み)とピーリング作用が日本人の肌に合わず、厚生省の許可が下りなかった。その後、同じくビタミンAの誘導体であるレチノールが許可され、今までそれを使ってきたが、製剤中での劣化を防ぐことに苦慮することと、レチノイン酸に比べて効果が低いこともあって、あまり注目されていなかった。今回開発されたレチノイン酸の誘導体は、ビタミンEと合体させることで、レチノイン酸の有効性を保持しながら、欠点であった激しいスティンギングと刺激やピーリング作用は無く、抗光老化で効果を発揮することができる。レチノイン酸のシワをのばす作用の機序は臨床結果が明白に有効性を示すにも関らず、試験管内実験でその効果を探ることが中々出来なかったが、最近真皮内の線維芽細胞に作用し、真皮内成分の生成を促進することが証明された。
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オリザノール
(米糠中の
ビタミン様物質)
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古くから外用による効果が認められているビタミン誘導体はこのオリザノールのみである。旧くて新しいこの美容成分には美白・抗酸化・紫外線防御・血行促進作用などがある。
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