Concept
2.確実な効果 薬用より効く化粧品

トレジャー化粧品は医薬部外品(薬用化粧品)ではありません。普通の化粧品として厚生労働省から許可されています。本来なら当然医薬部外品として申請するべき内容ですが、十分な安全性と期待できる有効性を基に、自由な発想で処方するには、あまり意味がないにもかかわらず厳しい規制のある医薬部外品より、あえて化粧品のカテゴリーを選びました。
実際、医薬部外品という中途半端なジャンルは、薬事法上も中途半端で、一体どの成分をどれだけ配合したら医薬部外品なのかは一部を除いて明らかではありません。トレジャー スペシャル フォーミュラの配合成分であるグリチルリチン誘導体に関しては、開発者の三谷てるみが一番信頼しているM社のグリチルリチン誘導体を使用していますが、医薬部外品として申請するにはM社の原料で0.2%の実績ということのみです。あるいはビタミンEに関しては、dl-α酢酸トコフェロールをある量配合すればよいのですが、しかしご存知のように、dl-α酢酸トコフェロールは以前のいわゆる表示成分です。何らかの刺激やアレルギーのデータがあるため、配合すれば必ず表示する義務のあった成分です。安全性に疑問を持ちながら、それを高濃度配合して医薬部外品とすることに矛盾が生じるのは当然ではないでしょうか。
ビタミンEについていえば、安全性の高い天然型(αもβもγも含むもの)を選び化粧品の酸化を防ぐというより、塗布した肌の酸化が防げることを期待出来るくらいの充分な量を配合しました。最近の皮膚科学の研究で、皮膚の表面から酸化を防止することが出来るビタミンEの塗布による、皮膚内部で起きる活性酸素のスカベンジ作用は高く評価されています。
ビタミンEを安全かつ有効に配合するには医薬部外品の規制を避け、化粧品にする必要がありました。しかし、薬効めいたことが謳えない悔しさは残っています。これは医薬部外品の持つパラドックスというしかないでしょう。



●開発コンセプト> 高い安全性 | 確実な効果 | ていねいなアフターケア