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トレジャー コンセントレイトVC
〜 開発秘話 〜


ヒアルロン酸の質と量をアップ         三谷 てるみ
私は以前の研究で、様々な分子量のヒアルロン酸の保湿力を測定した結果、ヒアルロン酸Naは分子量120万のものが保湿力が最も高いことが分りました。それ以来ずっと高分子の物を好んで使っておりました。
保湿力は充分なのですが、高分子であることのたった一つの欠点が時々現れることが気になっておりました。それは塗布した後、一瞬肌に膜が張ったように感じる事があることです。これを克服して、しかも更なる保湿力を得たいと思っていました。
効果の高い保湿剤としてコラーゲンがありますが、コラーゲンは牛由来の物が使えなくなり、これまでのコラーゲンの研究は参考になりませんし、原料中の防腐剤も依然存在したままです。やっぱり高分子ヒアルロン酸しかないなと思っていました。
しかし最近はヒアルロン酸の誘導体や低分子のもので浸透性が良いというものが使われだし、高評を得るようになりました。そこでいくつかのヒアルロン酸を検討してみました。アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)と加水分解ヒアルロン酸を追加して、高分子ヒアルロン酸の欠点の膜を張った様な感触を改善することが出来ました。
これはアセチルヒアルロン酸Naと加水分解ヒアルロン酸が低分子で、浸透性がよいという特徴が有るから叶えられた事です。
浸透性が良いというのは、一般の方が勝手に想像されているように、皮膚の奥深くにまで到達すると言う意味ではありません。保湿剤はあくまで皮膚の表面の乾燥を防ぐための物であって、皮膚の乾燥は表面の事です。
高分子ヒアルロン酸Naは分子量が120万前後です。アセチルヒアルロン酸Naは10万前後、加水分解ヒアルロン酸は1万前後です。それぞれが特徴を出し、欠点を補ってくれれば、使用感の良いものになるはずです。高分子ヒアルロン酸は持続的で強力な保湿力、アセチルヒアルロン酸はアセチル化することで親水性と疎水性を持ち、保湿力と角層に柔軟性を与える作用があり、加水分解ヒアルロン酸は低分子ゆえの浸透性で水平方向のみならず垂直方向にも働きかけ、使用感の改善に役立ちます。
そして生まれたのが、今回のトレジャー コンセントレイトVCの処方です。


トレジャー コンセントレイトVC





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