改良処方の開発秘話
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プレミアムパフォーマンスCは、有名な美容ライターの方から“ビタミンカクテル”と呼ばれた美容液です。
油溶性のビタミンCそのものをベースにして、それにビタミンEを添加し、開発されたばかりのビタミンAの誘導体レチノイン酸(シワの特効薬)にビタミンEをくっ付けて刺激を封じたレチノイン酸トコフェリルを配合した、ビタミンカクテルです。 |
しかしビタミン類の中で、皮膚に対する有効性が注目されてきたビタミンB6を配合する事が出来ませんでした。
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ビタミンB6は水溶性ですので、そのままでは溶け合いません。しかし“待てば海路の日和有り”で油溶性ビタミンB6が開発されました。これを配合しないではいられません。
ところでビタミンB6の皮膚に対する作用ですが、ビタミンB6は皮膚の表皮細胞の角化異常を制御する作用があり、表皮を正常に保つ作用が有ります。 |
また最近の研究では皮膚の表皮細胞におけるフィラグリン産生量を増加する事が判りました。フィラグリンというのは、保湿機能を受け持っているアミノ酸などからなるNMF(天然保湿因子)の原料です。ですから、端的に言うと、皮膚本来が持つ保湿機能を増強する働きが有ります。
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プレミアムパフォーマンスCに配合したのは、一つは保湿機能増強ですが、もう一つ、厄介な老人性色素斑のためです。
老人性色素斑は色素斑の一種ですから、当然色素沈着によるものですが、それだけではなく色素斑の部分の、表皮の老化による異常が認められています。 それならビタミンB6が役に立つと思います。益々パワーアップしたプレミアムパフォーマンスCが出来ました。 |
三谷 てるみ
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