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2006年03月28日

太陽紫外線防御 三谷てるみ

3月17日に京都にて太陽紫外線防御研究委員会の学会がありました。

紫外線の皮膚に対する害、例えばシミやシワ、たるみといった光老化、皮膚がんなど、美容のみならず健康にも害があります。その事がようやく一般の方にも理解してもらえるようになって来ました。
しかし、18才までに、生涯に浴びる紫外線量の半分以上、70~80%を浴びていることや、小さい時に浴びた方が影響が大きいことなどを考えると、学校の体育の時間や、運動場やプールでの活動時にどのような手立てを講じるかなど、まだまだ考えなければいけない事があります。
 皆様にすぐにお役に立てる話を致しますと、帽子はつばの広さが7cm以上あると有効です。日傘もお勧めですが、共に色は外側が白で、内側に色の着いているものが良いそうです。また衣類はポリエステルの綾織のしっかりした白の生地が紫外線防御には良いそうです。 
 そして、サンスクリーンのSPFはその測定方法の世界基準は、塗布量は2㎎ /㎠です。しかし実際の使用量はおよそ0.7~1㎎ /㎠ですから、比べると2倍から3倍くらいになります。ですから実際の塗布量によるSPFは製品のSPF値の半分以下になります。充分な効果を得るには、いつもの塗布量より多く塗布するか、2度重ね塗りをすることをお勧めします。
 春のお彼岸から紫外線量は増え始め、秋のお彼岸までは紫外線が強い時期です。しっかり紫外線防御を致しましょう。

投稿者(Treasure_jp):00:00

 

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